2025年キウイピッキングの話②

NZ体験記

〜2025年3月中旬〜

さて、以前今年のキウイのピッキングの状況について現場からホットなニュースをお届けした訳ですが、今回はピッキングとは一体どんなものなのかを綴ろうかと思います。

では早速【ピッキングがあるかないかはどうやって分かるのか?】から綴ろうと思います。

私が属した請負会社2社とも、基本的に前日の夕方以降に翌日のピッキング有無の連絡が来ていました。

ひとつはWhatsAppで、もう一社はMessengerでグループが作成され、そこでの連絡でした。

天気によっては、当日の朝(だいたい6〜7時の間)に「今日は露が凄くてキウイちゃんが湿ってるから、1時間遅らせまーす。」とか、最悪「今日は無理だと判断したのでピッキング無しでーす。」というメッセージが正午前に来たりすることもざらでした。

実際にピッキングがあったときは、帰りに翌日のピッキングの有無をスーパーバイザーやマネージャーに聞いたりしてました。

続きまして、【キウイのピッキングの実態】を綴ろうと思います。

まず、一番重要なお給金についてから。

2社とも基本的にはビン単位の歩合制でした。結局続けた請負会社の方ではたまに時給制の時がありました!

キウイちゃんをまとめてパックハウス(キウイのパッキング工場)に送るための入れ物が『ビン(bin)』と呼ばれています。

上記の画像では緑の箱1つがそのビンになります。

他にも木製の物やサイズもちょっと小さいものなどがあります。恐らくキウイ畑や、その後のキウイちゃんの行先によって使われてるものが異なるんやと思います。

その中で1番大きいサイズのビン(18 bushels)でゴールドキウイを収穫した時は、ビン当たりNZD26。

グリーンキウイの場合は、ビン当たりNZD24が2社とも共通しておりました。

ニュージーランドの最低賃金(時給)は2025年6月現在でNZD23.50なので、1時間で1人当たり2ビンでも作れたもんなら、そらぁ稼げるっていう話が蔓延る訳ですね。

ただこれは自分だけが早くピッキングできてもしょうがなく、チームのメンバーかつそのチームワークも重要になってきます。

先ほどサラッと「1番大きいサイズのビン(18 bushels)」と書いたのですが、bushelというのはキウイちゃんを収穫する時にピッカーが抱えるバッグのことを指します。1番大きいサイズのビンはだいたい18バッグ分ということになります。

例えば1チーム当たり10人の構成の場合、だいたい1人当たり2つ分のバッグを満ぱんにしないと1ビンを作れないということになります。

1つのバッグ当たり約150個のキウイで満ぱんになるそうです。(チームメイトが数えてましたッwwwww)

アラサー女、身長160強、肉付き普通、腕が短い筆者の個人的な感想ですが、1時間で1人当たり2ビンは、キウイ畑によったら不可能では無いです。

私のチームは女性の方が多かったのですが、大きいキウイが多く、ベイ(bay)が低めのキウイ畑の時に1人あたり2ビン作れたこともありました。

*画像上の銀の斜めのバーで区切られた一角を『ベイ』と言います。因みに手前の緑の葉っぱだけになっているのが収穫後のレーン、奥の茶色いレーンが収穫前でございます。

ただ厄介なことに、キウイちゃんちょいちょい高いところに実りはるんですねぇ!!!

しかも、小さいキウイは捥ぎるのが面倒なんですよ!!!!!

このキウイピッキングは基本的に無の境地で作業ができるんですけど、気をつけないといけないことが1つございまして、それがこのキウイの茎(stalk)を落としてバッグに入れないといけないということです。

      ← これ    

 

キウイをバッグからビンに移す際にチェックして茎を落とすということもできるのですが、あまりにもビンに茎のついたキウイが多いと買取価格が下がるみたいで、このチェックが重要になってきます。スーパーバイザーたちも口酸っぱく言ってきます。

そして小さいキウイのピッキングが面倒な理由は、捥ぎる時にこの茎も一緒に付いてくるという点です。キウイが大きいと茎は枝に残ってくれるんですよ!!

なので大きいキウイが多く、ベイが低いキウイ畑は速くピッキングすることが可能だった為、それなりにビンを作れますが、全部がそんな優しい畑ではなく、世の中そんな甘くないぞってことを突きつけてくる訳です。(大袈裟)

もうちょっと綴りたいことはあるのですが、お金の話だけで長くなったので(笑)、また後日に!!!

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