『牡丹燈籠』を観に行った話

歌舞伎

〜2026年8月16日〜

筆者、遂に歌舞伎を観に行きました。

親の影響でテレビでの歌舞伎ファミリー特集とかはよく見ていたので、所謂ドラマや映画に出るような歌舞伎役者さんは頭に入っており、そういう経緯もあってか前から生で歌舞伎を観たいと思っておりました。

暫くは映画館でやってる『月イチ歌舞伎』をたまに観に行ってはいたのですが、劇場に足を運ぶことは何となく敷居も高く感じ、なかなか勇気が出ませんでした。

が、突然劇場に観に行く勇気が出ました。

8月頭に街中のどこかで見かけた『八月納涼歌舞伎』のポスターによって。

そのポスター上での女方の尾上右近さん(お峰さん役)の色気のある目線が我に勇気を与えてくれました。

って言う、若干不純な感じもしますが、気になったもんはしょうがない。

そのポスターが好き過ぎる&公演がめちゃくちゃ面白かったので終演後に歌舞伎座の売店でそのポスター買っちゃいました(*´꒳`*)

『牡丹燈籠ぼたんどうろう』の内容はと言うと、夏に相応しい怪談話でございます。

落語を歌舞伎で上演しているとのことで、話の内容も難しく無さそうだったことも、観に行くきっかけとなった理由の一つです。

2組のカップルの拗らせ恋愛と1組の夫婦の成り上がり劇が交差するお話でしたが、もちろん怪談なので「妖怪怖いよー。」てな感じはあるのですが、妖怪は外見が怖いだけな傍、人間は言ってることやってることが怖くて、総合的に「人間の方が怖いやん。」って感情になりましたね。

観に行くきっかけとなった尾上右近さんのお峰さんはと言うと、庶民(と言うか最初は貧困層)の女方なので見窄らしくはあるんですが、所作とか言葉遣いとかで庶民なりの女性らしさを見て取れて、またコミカルな要素も多くて面白かったです。

相手役の半蔵をやっていた坂東巳之助さんとの息もピッタリで、凄くお似合いだったので、またこのお二人の演目があれば絶対観に行きたいと思っております!!

役者さん達はもちろん素晴らしかったんですが、「それどうなってんの???」みたいな演出が多くて何回も驚かされました!!!

例えば、最初に舟が舞台に出てくるシーンがあったのですが、上手から出てきた時は「対面で誰かが目立たん紐で引っ張ってんのかなぁ。」ぐらいに考えていたのに、あれよあれよと花道に曲がって行ったんですよ!!!!!磁石とか?それともラジコンみたいになってるんですかね??

他にも提灯とか家の中の灯とか、実際に火は灯していないはずなのに、本物の火みたいな消え方するんですけど、あれも何ですか??

ほんでから、新三郎(市川染五郎さん)の家に貼ってあった、新三郎への恋を拗らせに拗らせて亡くなったお露つゆ(尾上辰之助さん)と、お露の後を追った乳母のお米よね(尾上緑さん)の幽霊を追っ払うための魔除けのお札が剥がされたところに、牡丹燈籠が新三郎の家に入って行くんですけど、その入って行き方も自我があるみたいな入って行き方で、何ですか??牡丹燈籠を操ってる黒子さんが上手過ぎただけですか???

最後の雨の演出でほんまに水(しかも結構な量!!!)降ってきて目を疑いました。そろそろ終わりなのは分かっていたので、「これカーテンコールどうすんねやろ。。」と、いらぬ心配をしていたのですが、歌舞伎は無いんですね(笑)

途中のセットチェンジも舞台セット回して場面転換している感じだったので、舞台の広さに興味も湧きました。

終わって余韻に浸っている時に、この舞台セットの豪勢さに感銘を受けた影響で、「ドリフの全員集合を生で観たかったなぁ。」と一瞬全く関係ないことが頭に浮かびました(笑)

今回初めて生で歌舞伎を観たと言うことで、もちろん歌舞伎座の中に入るのも初めてだったのですが、まずそこからワクワクしておりました。

いざチケットをもぎってもらい歌舞伎座の中へ入ると、どこからともなく香ばしい香りがしてきたので、その匂いを辿っていったところ、人形焼きが現れました。

記念にと思い開演前に1袋購入し頂くことに。

外のカステラ生地はバターの風味が感じられ、中にはこし餡がぎっしり詰まってて、めちゃくちゃ美味しかったです!!

それから建物散策でもしようと思いぶらぶらしていると、「筋書」と言う文字が。

恐らくプログラムのことやと思った筆者は、とりあえずそこにできていた列に並び、念の為前にいたマダムに確認したところ、やはり所謂プログラムとのことだったので、1冊購入。

開演までや休憩中に目を通していたのですが、中の「花競木挽賑はなくらべこびきのにぎわい」と言う出演者さん達のアンケートページが、んまぁオモロい(笑)

「八月納涼歌舞伎」としての筋書なので『牡丹燈籠』以外の出演者さん達のアンケートの回答も載っているのですが、市川染五郎さんと中村長三郎くんの回答が可愛かったですね(^^)

今回は初めてと言うことで、イヤホンガイドも借りました。

劇中説明が入って理解度は高まりましたが、やはり舞台に集中したいので、次回は内容を頭に入れてから観劇に行こうと思います!

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